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2018-08-27431 view

海上のイタリア!? “何もしない贅沢”を家族で満喫できるクルーズ船『コスタネオロマンチカ』に乗ってきた

これまでクルーズ旅行は、時間に余裕のある定年後や、富裕層だけが乗船できる夢の旅と思われがちでした。しかしここ最近、日本でも幅広い層から注目を浴びています。

クルーズの最大の魅力は、移動、食事、ホテル、ジム、エンターテイメントなどすべてが利用料金に含まれていること。そのため、乗船中はお金を気にすることなく、家族や友人たちと遊び放題。優雅な旅を満喫できることで、今世界的にブームになっています。

今回私は、日本最大級のクルーズ専門旅行会社『クルーズプラネット』が提供する、神戸ポートターミナル発着の南国ツアーへ、息子(5歳)と娘(2歳)を連れて家族4人で乗船しました。神戸から高知、台北、宮古島、東京へ寄港し神戸へ戻る8泊9日の旅。この記事では、小さな子ども連れ家族がどのように船旅を楽しめるのか、ママ目線でお伝えします!

クルーズデビューにふさわしい『コスタ ネオロマンチカ』

今回乗船した船は、カジュアル客船でありながら、贅沢な施設とサービスが堪能できる『コスタ ネオロマンチカ』。「海上のイタリア」というキャッチフレーズで、コスタクルーズが所有する客船の中でも、ワンランク上のネオシリーズとして2017年から日本に就航。総トン数57,150トン、乗客定員1,800名の中型船ですが、船内には5つのレストラン、ジムやスパ、プールやカジノもあります。

クルーズ旅行を計画する上で気になるのがドレスコード。コスタ ネオロマンチカではドレスコードを気にする必要がなく、カジュアルに楽しめます。また、13歳未満の子どもはなんと無料! 家族旅行としてもリーズナブルに乗船できるため、クルーズデビューにぴったりです。

コスタ ネオロマンチカの客室は、大きく分けて4つ。「内側キャビン」「海側キャビン」「バルコニーキャビン」「スイートキャビン」があります。スイートキャビンはさらに「スイート」「パノラマスイート」「グランドスイート」の3つに分かれ、それぞれにバトラーサービスなどさまざまな特典が用意されています。

乗船するとそこは「海上のイタリア」

乗船するとまず目に飛び込んでくるのがラグジュアリーなインテリア。イタリア船らしい優雅な空間が広がります。また、クルーは英語やイタリア語で気さくに話しかけてくれます。

日本人よりも外国からのゲストが多く見られることもあり、そこはまさに「海上のイタリア」。まだ出航前の神戸ポートターミナルでも “海外へ来た” という気持ちになります。船内では乗客含め、様々な人が子どもたちにも優しく声をかけてくれるので、子連れでも肩身の狭い思いをすることはありません。

もちろん船内には日本語を話せるクルーもいるので、英語が苦手な方でも安心して乗船することができますよ。

乗船後、早速お部屋に入ってみると、ベッドにスケジュール表『TODAY』と船内マップ、そしてコスタカードが置いてありました。TODAYには当日のイベントやお食事の時間・場所などが細かく記載されています。毎日おすすめのドレスコードも書いてあるので、指定のドレスコードに合わせてみるのも船旅ならではの楽しみのひとつ(必ずしもドレスコードに合わす必要はありません)。

船内ではコスタカードが、ルームキー、IDカード(乗下船ID)、お財布の役割を果たします。そのため、船内で現金を持ち歩く必要はありません。これもまた身軽に過ごせるクルーズ旅行の良いところですね。

私たちは内側キャビンの部屋に泊まりました。二段ベッドが収納されており、最大で4つのベッドを利用することができます。もし子どもが小さく添い寝の場合は、女性でも簡単に納めることができます。

想像していたよりも部屋は広く感じられ、水回りも清潔。快適なクルーズライフを送ることができそうです。

コスタネオロマンチカの船内での過ごし方

さあ、早速船内を歩いてみましょう!

クルーズ船は小さな街。まさに動くホテル!

船内はまさにひとつの街のよう。マンションの周りにカフェやレストラン、ジムやスパ、プールやカジノがあるような感覚です。

また、9日間同じ船内にいると、エレベーターやレストランで何度も同じ人と出会います。その際、「Hello!」「Ciao!」などと気軽に声をかけ合います。わたしたちは小さな子連れということもあり、皆さんよく声をかけてくれました。まるで同じマンションの住人と過ごしているような気分です。

設備の充実した贅沢なジム

船内には無料で利用できる広々としたジムがあります。船首にあるので、進行方向に向かって大海原の景色を眺めながらランニングマシーンを利用可能。フリーウエイト用のベンチもあり、設備はとても充実しています。

私たち夫婦はトレーニングが趣味ですが、普段は仕事や子育てや家事に追われ、なかなかゆっくりジムの時間を作ることが難しいのが現実。しかし、乗船中は毎日ジムへ行き体を動かす時間を作ることができました。

また、船内にはジムだけでなく、デッキにジョギングトラックもあります。外の風を浴びながら走っていると、海に沈む美しい夕日に出会いました。この絶景の中、子どもたちや家事を気にすることなくゆっくりと自分の時間を持てるのは、とても贅沢なことだと身に沁みました。

船内は楽しいイベントが盛りだくさん

「クルーズって暇じゃないの?」と気になる方も少なくないかと思います。実際には、船上では常にイベントが開催されており、暇な時間はありません。前日に配布されるスケジュール表(TODAY)を見て、翌日の気になるイベントを家族でチェックします。

ファッションショー

船内の通路にレッドカーペットが敷かれ、ファッションショーが開催されることもありました。華々しくレッドカーペットを歩くモデルが身に着けているハイブランドの商品は、その場で購入することができます。

船上は免税なのでおトクにお買い物ができます。買った商品も荷物にならず、すぐにお部屋へ運ぶことができ大変便利です。

マジックショー

マジックショーでは、大規模なイリュージョンやゲスト参加型のマジックが披露され、子どもたちも大興奮。ショーの中のお手伝役として私が選ばれ、マジックを目の前で体験しました。まさかわたしが参加できるとは思っておらず、マジックの楽しさに触れることができました。

カクテルパーティー

ガラディナー(特別な日に開催されるフォーマルなディナー)が開催される日の夜には、船長主催の「カクテルパーティー」へご招待いただきました。おめかししてパーティー会場へ。

しばらくすると、カクテルやカナッペが配られ、船長から挨拶が。家族でなかなかフォーマルな衣装を身に着ける機会は少ないので嬉しかったです。子どもたちもいつもと違う雰囲気にとてもウキウキしている様子でした。

ダンスイベント

夜には、一夜限りのDJダンスイベント「ホワイトナイト」が船内のデッキで開催されました。デッキはお洒落に飾り付けられ、ゲストが集まるとパーティーの始まりです。

子どもたちもダンサーに誘われて踊りを楽しみました。海上で夜風を浴びながら繰り広げられる音楽とダンスは、まさにクルーズならではの体験。言葉の壁を越える瞬間でもありました。

ママも安心! 船内には託児所も◎

船内にあるスクウォッククラブという託児所では、簡単な登録をするだけで3歳以上の子どもを無料で預けることができます。考え尽くされた充実のプログラムで、たくさんの子どもたちが体を使ったゲームなどをして楽しんでいました。

私たちは娘が2歳なので利用しなかったのですが、時には子どもを預けて、スパで日ごろの疲れを癒したり、夫婦水入らずでディナーやイベントに参加したりするのも良いですね。家族旅行にはとても嬉しいサービスだと思いました。

気になる船酔い! 実際はどう?

船旅で一番心配なのが、船酔い。コスタ ネオロマンチカには「フィンスタビライザー」という装置があり、揺れを大きく軽減してくれます。カスタマーサービスオフィスでは酔い止めの薬をもらうこともできるので安心です。

私は念のため、酔い止めをいただき毎日飲んでいたので、航海中に酔うことはありませんでした。子どもたちも特に揺れを気にすることなく、楽しく過ごせました。しかし、船の揺れは急な天候によって大きく左右されますので、酔いやすい子どもには念のため子ども用の酔い止め薬を準備しましょう。

子連れママが気になる「船内のレストラン事情」

小さな子どもを連れて外食するときは、静かにお食事をしなければいけない雰囲気のお店なのか、子ども用の椅子やカトラリーセットなどの用意があるのか等々、心配が尽きませんよね。

コスタ ネオロマンチカには、レストランが6つ、カフェバーが5つあります。無料で利用できるビュッフェやドレスコードのあるレストラン、そしてさらに贅沢に食事ができる有料レストランがあり、各自好きなところでお食事を楽しめます。

私たちは、晴れた日は主にビュッフェレストランの「グリルカプリ」にお世話になりました。遅めの朝食を外の風を浴びながら、デッキのソファーでいただくことができるのです。

デッキには家族でゆったり寛げるソファーがあり、海が見えるので子どもたちにとってもお気に入りの場所に。水平線の見える景色の中でいただくお食事は、何とも言えない幸せな気持ちにさせてくれます。

ランチやティータイムには、ブッフェの「ジャルディーノレストラン」を利用。お食事はサラダからお肉、パンやパスタなど小さな子どもも喜んで食べられるメニューが豊富に取り揃えられています。

アフタヌーンティーでは、軽食のピンチョスやスイーツなどがあり、少し小腹が空いたときに気軽に利用することができます。

ディナーは「ボッティチェリレストラン(無料)」で。二部制になっており、コスタカードの裏に記載された時間に、毎日同じテーブルでお食事をします。

ドレスコードのあるレストランでのコース料理となると、テーブルクロスを引っ張ってしまわないかなど子連れは少し気を張ってしまいますよね。しかし、こちらのお店では子ども椅子やお絵かきセットなどを用意して、子どもたちを歓迎してくれます。

クルーズ旅こそ、家族・子連れにぴったり!

つづいて、「コスタ ネオロマンチカ」を子ども連れのファミリーに特におすすめしたい理由をピックアップしてご紹介しましょう。

寄港先を“いいとこ取り”で楽しめる!

今回私たちが乗船したコスタ ネオロマンチカは、1~3日ごとのペースで寄港先に立ち寄りました。寄港先も満喫したいという方は、オプショナルツアーを利用すると、下船後にすぐ船の目の前からバスに乗れるのでとても便利。

子どもがお昼寝のタイミングで寄港先に着くこともあり、そんなとき私たちはゆっくり子どもを寝かせてから寄港先へ出かけることもできました。

寄港先の基隆(台北)では、船が停泊している港から歩いて夜市へ出掛けました。子どもの足でも歩いて行けるほどの距離にあり、船内とはまた違った海外の雰囲気を味わうことができます。

小さな子ども連れの海外旅行は、空港へ行きチェックインから搭乗、機内の過ごし方や現地空港から目的地までの移動など、さまざまなシミュレーションが必要です。スーツケースや手荷物も多くなり、少しの移動でもすごく苦労します。

しかし、日本発着のクルーズであれば、「港まで車で行き船に乗る」だけ。大きな荷物は部屋へ置き、コスタカードさえ持っていれば、あとは「動くホテル」に任せてゆっくりのんびりと寄港先まで向かえば良いのです。

どこに辿り着くかわからない「冒険の船旅」。そう考えると、ドキドキわくわくしてきませんか? そんな大冒険も、子どもにも親にも大きな負担をかけずに、寄港先の街をゆっくりといいとこ取りして楽しめるのです。

クルーズだからこそ出会える絶景たち

出航時には、神戸の美しい夜景と船のイルミネーション。航海中には、船の周りをたくさんの鳥が飛び交う様子や、水平線に沈む夕日を息子と一緒に眺めるーー。

乗船するクルーズにより寄港先は様々ですが、スケジュール変更で急きょ鹿児島へ到着した時には、デッキからとても美しい桜島が見えました。出航時には桜島に並んで夕日が沈み、何とも言えない絶景が。クルーズから眺める景色からは、この地球の大自然を感じることができます。

普段なかなか見ることのできない絶景との出会いは、まさにクルーズならではの体験。大人も子どもも一緒に楽しめる、一番のコンテンツなのです。

クルーズは一度乗船すると虜になる

何もしない贅沢を満喫することはもちろん、イベントやアクティビティを全力で楽しむこともできるクルーズ旅。そんな非日常を気軽に体験できる「コスタ ネオロマンチカ」は、子連れ家族にもぜひおすすめしたい旅行です。

9日間で神戸、高知、台北、鹿児島、東京と5つの港を訪れた今回の私の船旅では、大きな荷物を持って移動することもなく、子どもがいるからと言って特に気を遣うこともありませんでした。そのため、帰宅後に全く疲れが出ず、楽しい思い出だけが残りました。「クルーズは一度乗船すると虜になる」と言われる理由は、まさにこれですね。

ぜひ皆さんも一度体験してみてはいかがでしょうか?

 

日本最大級のクルーズ専門旅行会社『クルーズプラネット』
Web:http://www.cruiseplanet.co.jp/
Instagram: @cruiseplanet_his

ライター:Aki

主婦の傍、フリーランスとして映像編集、Webデザイン、DTPデザイン、校閲を手がける二児の母。趣味は「旅行」「インテリア」「デジタル機器」。自宅は雑誌や『RoomClip mag』などインテリアメディアに多々掲載され、商品モニターの仕事もこなす。またデジタル機器はiPhone、一眼レフ、ドローンに特に興味がある。

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