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<特集>北海道上川町

2022-01-19

森の中で週末移住!『層雲峡オートキャンプ場』で初心者でも冬の北海道・上川町を楽しもう

北海道の北部に位置する「上川町」を紹介するこちらの連載。第1回目は、神々が遊びに来るほどの紅葉を、そして第2回目は神に捧げる上川町の日本酒造りをご紹介しました。

第3回目となる今回は、上川町の自然に抱かれる森の中のキャンプについてご紹介します!

なぜ今、キャンプが人気なのか

余暇の過ごし方にはブームがあるようです。遡ってみると、古くは映画・ボウリング・団体旅行などがあり、バブル期にはゴルフや遊園地などの大型レジャー施設に人気が集まりました。その後、マイカーや週休2日制の普及とともに「家族と出かけるキャンプ」がブームとなり、第一次キャンプブームが到来します。

当時のキャンプブームは、車で出かけ、自分たちでテントを張り、海や山で過ごすスタイルが一般的でした。便利なもので溢れている日常を離れ、わざわざ不自由を求めて出かけたのです。

第二次キャンプブームと言われているのは2015年頃からで、この頃から徐々に「グランピング」という言葉を耳にするようになりました。ここ1〜2年のコロナ禍により、外出自粛や「個」が求められるようになるなか、過酷な時代を生きる私たちの視線が自然の中のキャンプへと向いていったことは必然だったのかもしれません。

オートキャンプ場やグランピング施設は今でも増え続けています。しかもそれは第一次キャンプブームのそれとは異なり、かなりスタイリッシュで便利なものが多いのです。何も持たずに行っても泊まれてしまう手ぶらキャンプ、真冬でも暖かく過ごすことができるウィンターキャンプ、一人で焚き火をするだけのソロキャンプなどなど、様々なスタイルでキャンプを楽しんでいる人が増えているようです。

今、キャンプの敷居はグッと低くなったと言えるでしょう。

初心者でも上級者でも。便利と秘境が揃う『層雲峡オートキャンプ場』の魅力

2020年にリニューアルオープンした、北海道 上川町にある『層雲峡オートキャンプ場』もそんなキャンプ場のひとつ。

すぐそばを日本三大河川の「石狩川(いしかりがわ)」が流れ、層雲峡ならではのダイナミックな柱状節理がある自然豊かなキャンプ場です。一方で、様々な設備を備え、国道39号線の近くという利便性も兼ね備えています。

グランピングのノウハウを上川町に伝えた Gypsy Fire Streamの代表・近藤 剛史(こんどう たけし)さんにお話を伺いました。

大阪出身でとても気さくな近藤さんは、月に1度くらいの頻度で上川町に通っており、いろいろなアイデアを形にしているのだそうです。

近藤さん:
「そんなたいそうなことじゃないんですけどね。アメリカでグランピングの技術を学んだことがあり、そのノウハウを上川町に伝えています。普段はキャンプ場のプロデュースやアウトドアウェディングなんかを手掛けています。自分のアイデアで人を楽しませるのが好きなんです」

近藤さん:
「ご縁があって、こちらのキャンプ場にいろんな提案をさせてもらっています。ここは素人も玄人も、どちらも楽しめるのが魅力ですね。施設は綺麗だし、女性だけでも何も困ることがない。そうかと思えばそれなりに秘境感もあるので、非日常を味わうことができる。とてもバランスが良いと思いますよ」

たしかに、受付には木炭や焚きつけ、薪などの必要不可欠なものから、洗濯洗剤や虫除けスプレー、果てはカップ麺など便利アイテムも揃っていました。設備も充実しており、泊まれるスタイルも様々。上級者なら、テントを持ち込めば自分らしいスタイルでキャンプを楽しむことができます。

近藤さん:
仕事で大阪・沖縄・北海道を行ったり来たりしているんですが、うちの小さい子どもが一番行きたがるのが北海道の上川町なんです。子どもにとっては雪が最大の魅力なんでしょうね。北海道は四季がはっきりしているし、上川町なら冬でも外で思い切り遊ぶことができる。そういう意味でも、ここのキャンプ場は大人から子どもまで、いつでも誰でも楽しめると思います。

札幌や旭川に比べたらそりゃ何もないかもしれない。でも、“何もない” がある。これから頑張っていこうとしている企業もいっぱいいますし、これからが楽しみな町だと思いますね。自然あり、食あり、温泉もある。町の中で完結しているのも魅力的ですね」。

お子さんが一番行きたがるのが北海道。この言葉を聞いて、北海道民である筆者も大変光栄に思いました。

上川町流・冬キャンプの楽しみ方

通年キャンプ場としては、日本最北端にある『層雲峡オートキャンプ場』。今シーズンも12月3日(金)から冬季シーズンの営業が始まりました。何度もキャンプをしたことがある人でも、一面の銀世界と静寂に包まれたキャンプを経験した人はなかなかいないのではないでしょうか?

上川町は、北海道の中でも特に寒さの厳しいエリアです。札幌ではまず見られないダイヤモンドダストが見られたり、川霧が立ちこめたり、滝が氷った氷瀑が見られるなど、厳しい自然環境だからこその幻想的な景色に出会えます。行けば必ず見られるわけではないので、少しでも長く滞在してチャンスを掴んでくださいね。

こちらは週末移住コテージ。暖房完備で、家の中で過ごすのと同じように滞在することができます。

テーブル・イス・冷蔵庫・2段ベッド・マットレスなどが備え付けられており、気分はまるで別荘のよう! 仲間やファミリーで滞在するのにぴったりな空間です。

1棟1泊7,500円、冬季は暖房費が+500円かかります。町営キャンプ場なのでとってもリーズナブルに利用できるのも魅力的ですね!

コテージ宿泊者は無料でキッチン棟も利用できます。大型冷蔵庫に電子レンジ、ガスコンロ、調理器具一式が備わっており、さながらキッチンスタジオのよう。本格的な料理に挑戦することもできますよ!

つづいて、こちらは通年型コテージ(バンガロー)。丸いフォルムが特徴的で、なんだか秘密基地のようですね! もちろん暖房完備で、冬でも快適に過ごせます。

外には焚き火やBBQを楽しめる専用のイスやテーブル、焚き火台が設置されています。コンパクトな作りなのでカップルや女子旅におすすめです。1棟1泊6,500円、冬季は暖房費+500円がかかります。シンクと電子レンジを備えた炊事棟を無料で利用することができます。

共用スペースであるトイレ・シャワー棟は誰でも利用可能です。洗濯乾燥機やコインシャワー(5分/200円)、洗面台にバリアフリートイレなど、設備も充実。まさに至れり尽くせりで、真冬でも快適に過ごすことができます。

もちろん、上級者向けにフリーテントサイトも用意されているので、好きなロケーションにテントを張って一面の雪景色を満喫することも可能。テント持込料は格安の1張1泊500円です!

詳しい設備内容や施設利用料金、レンタル用品・販売用品などは公式HPに詳しく掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。

暗くなる前にプチ焚き火体験!

いよいよ暗くなろうかという頃、火を起こしていただいたのでプチ焚き火体験をしました。

キャンプはもちろん、焚き火も今や大人気のコンテンツ。YouTubeやインスタグラムでは焚き火の様子を延々と映している映像も大人気で、昨今のキャンプブームの火付け役とも言われているそうです。

「あったか~い! 癒やされる~!」とモデルの平沼さん。火の暖かさはもちろん、揺らめく炎、薪のにおい、パチパチとはぜる音、すべてに癒やし効果があるようです。

すぐ近くで女性キャンパーたちがワイワイと楽しそうに写真を撮っている様子を見て、平沼さんも「次は友人たちと来たいです!」と、目を輝かせていました。

最近ではオシャレで高機能な調理器具も多いので、カレーや焼肉など、いわゆるキャンプメニュー以外にもいろいろと楽しめるのが良いですね! 得意料理を振る舞ったり、みんなでパーティーメニューを作ったり、とにかく “映え” を意識した料理を作ったりなど、いろんな楽しみ方ができそうです。

至れり尽くせりの充実した設備、真新しいコテージ、雪に包まれた静寂の大自然……。晴れていれば満天の星空も楽しめます。初心者から上級者まで、一人でも仲間同士でも楽しむことができる『層雲峡オートキャンプ場』で、あなたもウィンターキャンプデビューをしてみませんか?

<層雲峡オートキャンプ場>
住所:北海道上川郡上川町清川
冬季営業期間:2021年12月3日(金)~2022年3月27日(日)
冬季営業日:金・土・日・祝、日曜はチェックアウトとデイキャンプのみ
公式HP:https://activitykamikawa.jp/
ネット予約:https://www.nap-camp.com/hokkaido/13202

層雲峡オートキャンプ場周辺のお楽しみスポット

キャンプ場から車で5〜6分の場所には、北海道有数の温泉地「層雲峡温泉」があります。キャンプ場にはシャワーも設置されていますが、大きな湯船でゆっくりと温まることができる温泉はやっぱり魅力! 十数軒の施設があり、単純泉や硫黄泉を楽しむことができます。

層雲峡観光協会のHPから日帰り入浴ができる施設を探して、天然温泉を堪能するのも良いでしょう。ただし、湯冷めにはお気をつけて!

また、上川町は「ラーメン日本一」を謳っている町でもあります。

上川ラーメンは、町内のラーメン店が集まって設立した『上川町ラーメン日本一の会』が町おこしの一環としてPRしているご当地ラーメンです。大雪湧水を用いた上川町産の麵は、白っぽく縮れのない独特な麵。味は味噌・塩・醤油の3種類あり、スープにも大雪湧水を使用しているそうです。

グルメレポが得意だという平沼さん。店主おすすめの一日20食限定『幻の塩らぁめん(900円)』をいただきました。

平沼さん:
「すっきりとした後味の塩ラーメンで、とりチャーシューの脂の甘さが引き立っています! 食感の良い松の実、香ばしい煎りゴマ、たっぷりの白髪ネギを、自分の好きなタイミングで入れられるので最後まで飽きずに食べられました。スープに入っている梅干しもさっぱりとして美味しかったです!」

やわらかいチャーシューと極太メンマが入った『特みそらぁめん(930円)』も人気の一杯。フルーツを使用した甘みのあるベースに北海道の田舎みそを合わせたスープが、上川町独特の白い麵によく合います。

上川町を訪れた際には、「ラーメン日本一」を目指して町おこしに取り組む独自のご当地ラーメンをぜひ味わってみてください!

冬こそ魅力を増す上川町へ、足を運んでみませんか?

大雪の麓で大自然を体感することができる『層雲峡オートキャンプ場』。冬にしか見られない自然現象や冬ならではのイベント、一段と温かく感じる温泉にご当地ラーメンなど、冬こそ魅力を増すものがたくさんあります。

平沼さん曰く、「今回インタビューさせていただいた方々のように、上川町にはおもしろい人がたくさんいるなと感じました。素晴らしい自然や美味しいラーメンは他でも味わえるかもしれませんが、上川町でしか会えない人に元気をもらうことを目的に、また来たいと思えるような町でした!」。

この感想に、上川町の魅力が凝縮しているのではないでしょうか。さあ、あなたも、冬こそ北海道・上川町へ!

連載第4回目となる次回は、上川町の冬のアクティビティをご紹介します。

 

(撮影:松浦靖宏)

この記事はサマージャンボ宝くじの収益金を活用して作成しています。

ライター:月夜野

カメラマンの夫とともに年間100泊近い出張&プライベート旅行をしながら旅するように暮らしています。デザイナー/ディレクター/トラベルライター/動画クリエイター/北海道インフルエンサー/26ヶ国・47都道府県・道内179市町村を旅しても、まだまだ旅足りない毎日。

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