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2021-10-30

【オンラインイベント】土地の90%以上が森林に囲まれた “森林の町” で、持続可能な木材活用のあり方を学ぶ

福島県 南会津町は、面積の90%以上が森林に囲まれた自然豊かなまち。美しい森林を守っていくために、古くから林業における人材育成や木材の活用などに力をいれています。

木材から作られた玩具である『赤べこ』や『起き上がりこぼし』は会津地方が発祥とも言われており、ここに住む人々にとって「木」という存在は暮らしに欠かせなかったことがうかがえます。

今回、南会津町の森林に惚れて事業をおこした『株式会社マストロ・ジェッペット』富永 周平さんと『合同会社SCOP 森林経営コンサルタント』松澤 瞬さんのお二人をゲストにお呼びし、南会津町の魅力や木材活用のあり方などを聞くオンラインイベントを開催します!

木材を加工した製品づくりだけでなく、その魅力を多くの人に知ってもらうためのPRについても深堀りしていきます。現在の森林活用に関する議論はもちろん、次世代につながる持続可能な森づくりの仕組みを学び、考えるイベントです。

オンラインイベント 開催概要

『土地の90%以上が森林に囲まれた “森林の町” で、時代に合わせた持続可能な木材活用のあり方を学ぶ』

■ 日時:11月9日(火)19:30〜21:00
■ 参加費:無料
■ 開催方法:Zoom(URLは応募者へ後日送付)
■ゲスト:
 株式会社マストロ・ジェッペット 富永 周平さん
 合同会社SCOP 森林経営コンサルタント 松澤 瞬さん
■ 概要:
 南会津町の広大な面積を占める森林。その地域資源活用を通じて南会津の魅力を表現する2人のキーマンに登壇いただき、現地出身ではない彼らがなぜ事業をおこしたのか、また、これまでの活動と2人の想い・導きたい南会津町の将来を紐解きます!

 

イベントへ参加する
※応募期限:11/7(日)23:59

南会津町発! 伝統の木材を活用し世界で通用するブランドをつくる

富永 周平さん(以下、富永さん)は、デザイナー・アートディレクター、会社・地域のコンサルタントやコーディネーターなど、幅広くご活躍されています。

富永さんが福島県の南会津町と出会ったのは2009年。南会津町の木造住宅メーカーの方に、木製玩具のデザイナーを探していると相談を受けたことがきっかけでした。南会津町に訪問したその日に、地域の皆さんと意気投合し、当時の現状やこの先どのようなことをしていきたいかの夢を語り合った結果、富永さんご自身がデザイナーとして参画することになったそうです。

1年後、「木材のプロフェッショナル」たちが結集した『マストロ・ジェッペット』が立ち上がりました。木製玩具ブランドとして南会津町初の地域ブランドが誕生した瞬間でもありました。10年経った今でも、デザイナー・製材業・木工職人など地域の皆さんが連携して、木のおもちゃの製造販売を通じた林業再生とまちづくりに取り組んでいます。

地域にある木工加工業者4社が加工した製品を全国の売場で販売し、その売上の一部を南会津町の自然環境保護と植樹活動支援費用に活用するため還元寄付する、という持続可能な循環を作り上げているのです。

『マストロ・ジェッペット』は日本ではもちろん、英国『MONOCLE』の雑誌でとりあげられるなど、国内外問わず高く評価され、世界9ヶ国で販売されています。それぞれの分野のプロが技術を結集し作られた木のおもちゃは、世界の子どもたちの心を育てています。

「日本の南会津町から世界の子どもたちに遊んでもらえるおもちゃ」を発信しつづけている玩具ブランドとなったです。

富永さんの目標は、木の玩具を南会津町のブランドとして根付かせること。「森林のまちである南会津町の企業としてやることに意味がある」。そんな想いとともに挑戦を続けています。

『マストロ・ジェッペット』の玩具は、各種百貨店やキッズ・ベビーショップ、会津田島駅で購入できるほか、公式HP からインターネット販売もしています。南会津町では出生届を出した赤ちゃんには出産祝いとしてこのおもちゃが贈られるそう。「森からの贈り物」をぜひ大切な人にプレゼントしてみてください。

南会津町の可能性を見出して移住を決心。木材の活用を目指す

埼玉県出身の松澤 瞬さん(以下、松澤さん)が南会津町に移住したのは2012年。北海道の大学在学中に、恩師から「地域活性化事業を立ち上げるために若い世代を探している」という話を聞いて、興味を持ったのがきっかけだったとのこと。「なんとなく面白そうだな」と感じた松澤さんは、教授のすすめもあり、大学院に通いながら南会津町と埼玉県を何度も行き来することに。その後、移住へと踏み切りました。

町の90%以上の面積が森林という南会津町では、近年の木材価格の低迷や過疎化による林業後継者の不足といった、林業に伴う様々な課題を抱えていました。

松澤さんはこうした課題を可能性と捉え、森林認証(SGEC)を取得し、木材だけでなく端材を余さず使った家具や木のおもちゃを作るなど、森林の価値を高めようと取り組んでいます。森林資源をフィールドに、事業者と連携しながらイベント活動やスキーのインスタラクターなど多様な活動をされています。

また、「日本の香りを大切にしたい」という想いから、『和製油』の事業も展開しています。クロモジや杉、ヒノキなどの木材を粉砕・蒸留・濾過し、精油にすることで、森林資源を身近に感じてもらい、里山の魅力を伝えていくための取り組みです。

豊富な森林資源を自然活動のフィールドとして使ったり、木材や精油などに活用したりすることで、日本の里山がより価値を高めていけるような仕組みづくりをしていきたいと松澤さんは話します。

木材というテーマで導かれた2人が、南会津町を語ります

11月9日(火)のオンラインイベントでは、2人の活動の共通テーマである「南会津町 × 木材」を切り口に、それぞれの活動や町との関わり方を語ります。今までになかった夢の共演を、ぜひご参加のうえお楽しみください!

 

イベントへ参加する
※応募期限:11/7(日)23:59

ライター:SAGOJO編集部

『すごい旅研究所』の記事制作を手がける編集チーム。「旅 × シゴト」を目指すすべての旅人に役立つ情報をお届けします。

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