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<特集>秩父ファンクラブ

2021-11-01

【プチ移住体験者も募集中!】秩父で起業して273年の超老舗『矢尾本店』が “地域密着” の事業へこだわる理由

西武鉄道「西武秩父駅」から徒歩約10分。秩父市街地の中心にある『矢尾百貨店』は、秩父の人にとってなくてはならないランドマーク的な存在です。

百貨店のはじまりとなった『矢尾本店』の歴史は、なんと江戸時代にまで遡ります。もともとは日本酒づくりからはじまり、『秩父錦』は現在においても秩父の代表的なお酒として愛飲されています。

今回はそんな『矢尾本店』がこれまで歩んできた歴史や、地域密着の事業に込めた想い、そして当施設で12月から始まるプチ移住体験プログラムに関してご紹介いたします!

はじまりは江戸時代! 矢尾本店の起業ヒストリーはまるで小説の世界

272年前に起業したことを記す証拠が今も残っています

矢尾本店が秩父で事業をはじめたのは、なんと272年(!)も前の江戸時代の中頃。当時、近江商人(正確には、近江商人の中の日野商人にあたる)として秩父にやってきたのが「矢尾喜兵衛」でした。

喜兵衛が独立した後、最初の事業として選んだのは「酒づくり」でした。その理由は、秩父の水がきれいだったことに加え、秩父が “祭りの町” だったからなのだそう。当時、秩父ではほぼ毎日のように祭りが行われていました。祭りが行われる=お酒が振る舞われるという図式は、今も昔も変わらないようです。

ちなみに、「矢尾」という名前も秩父で起業する際に付けられました。創業者である矢尾喜兵衛は、もともと大橋という姓でした。独立する時に奉公していた矢野家の姓から一文字をいただき、さらに「ヤマドリの尾のように、末長く秩父で事業を継続していけるように」との想いを込めて、「尾」が付けられたというエピソードが残っています。

もちろん、これまでの道のりは決して楽なことばかりではありませんでした。過去には、歴史の教科書にも載っている有名な「秩父事件」も起こり、激動する環境の渦中にいた矢尾本店。その中でも粛々と事業を継続し、今も秩父を代表する事業者のひとつとして秩父市民に愛されています。

「地域密着」を重視する理由とは?

酒づくりの森にある「秩父錦蔵元」

矢尾本店の事業拠点は、市街地から少し西へ山を登った場所にある『酒づくりの森』です。『酒づくりの森』は、その名前通り矢尾本店のお酒がつくられている場所。もともとは百貨店と同じところに工場がありましたが、1994年にお酒に特化する形でつくられました。

敷地内には、日本酒や焼酎をつくるための工場や商品が並ぶ売店、そして矢尾本店の歴史を深く知ることができる酒蔵資料館までもが揃う複合施設となっています。

矢尾本店の生きた資料が並ぶ館内は見どころ満載

矢尾本店の長きにわたる歴史の中でも特に大切にされてきたのは、「地域密着型の事業であること」だそう。そのお話を、取締役を務める豊田さんに教えていただきました。

「うちのビジネスは、秩父という地域のことを最も大切に考えなければいけないと考えています。秩父で長く営業を続けている身ではありますが、元を辿れば外から来た人間が起こしたもの。だからこそ、地域の人としっかり向き合って、事業を “させてもらっている” という意識をずっと大切にしています

その言葉通り、現在はグループ会社となった矢尾百貨店においては、デパートとして取り扱う商品の質の高さを保ちながらも普段使いをしてもらえるような場づくりがされていますし、秩父の水を使ったお酒『秩父錦』も地域の中で長年愛されています

矢尾本店は近江の国から秩父へやってきた事業者ではありますが、本当の意味での「地域密着」の形が、今ここで息づいているのです。

『矢尾本店』でちょこっと移住体験をしてみませんか?

現在、そんな『矢尾本店』とのコラボにて、移住体験プロジェクトの準備が着々と進んでいます。SAGOJOが秩父市移住相談センターと共同で運営している『秩父ファンクラブ』にて、10月から秩父市での「プチ移住体験」をスタートしています。

プチ移住体験とは、秩父に移住や多拠点居住を検討している方々を対象に、「秩父市に5〜10日間ほど住みつつ働いてみよう」という取り組み。働く場所は、地域の事業者さんや飲食店などで、時給は1,000円。滞在中に計20時間ほど働きながら、秩父の生活を実際に体験し、移住した際のイメージをより具体的に描いてもらうことを目的としています。

『矢尾本店』は、そのお仕事体験における受入先のひとつです。秩父の歴史とともに歩んできた事業者であなたも働いてみませんか?

 

プチ移住体験へ応募する
※応募期限:11/10(水)23:59

秩父市 プチ移住体験の詳細

今回のプチ移住体験(仕事受け入れ先:矢尾本店)の募集概要は下記の通りです。

シゴト内容

  • 日本酒づくりのお手伝い(瓶詰め等)
  • 売店での接客

※ 滞在中に計20時間程度ご体験いただきます
※ 体験者の希望やスキル、地域の状況等によって滞在中の仕事内容は変動する可能性があります。
※ 滞在可能期間:2021/12/1(水)〜2022/1/31(月)(12/28〜1/4除く)

リターン

※ 食費などその他滞在費は、参加者ご自身のご負担となります。

応募資格

  • 秩父市への移住・多拠点居住を検討している方
  • 秩父ファンクラブに在籍中または新規入会いただける方(未入会の方はご招待いたします)

応募後の流れ

新型コロナウイルスの感染状況を鑑みつつ、滞在の準備を進めていきます。そのため、状況によっては急遽滞在ができなくなる可能性もございますこと予めご了承いただけますと幸いです。

① 一次審査
募集締め切り後、10日間ほどで選考結果をご連絡いたします。

② オンライン面談
ご応募いただいた経緯や地域の説明など、お互いの理解を深めるべくSAGOJO担当者とのオンライン面談を実施します。

③ 日程調整・地域滞在
地域側と滞在日程を調整し、5日〜10日間ほどご滞在いただきます。※滞在期間はご希望に添えない場合がありますことご了承ください。

秩父の地域に密着したビジネスに触れてみませんか?

上の写真は、矢尾百貨店の店舗の裏で撮影したものです。もともとはここに秩父錦の酒蔵があり、お酒がつくられていました。その時に使っていた井戸は今も中に残されています(見学は不可)。

歴史を知ってから町を歩くと違って見えることは往々にしてありますが、秩父も矢尾本店の歴史の理解と共に滞在してほしい場所です。まちの歴史と共に歩んできた矢尾本店でのプチ移住体験に参加すれば、秩父のリアルな暮らしを体感できること間違いなしです。

矢尾本店のように、秩父と末長い関係を築いてくれる熱い想いを持った方からのご応募をお待ちしています!

 

プチ移住体験へ応募する
※応募期限:11/10(水)23:59

▷『矢尾本店』公式HP
▷『矢尾百貨店』公式HP

ライター:SAGOJO編集部

『すごい旅研究所』の記事制作を手がける編集チーム。「旅 × シゴト」を目指すすべての旅人に役立つ情報をお届けします。

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