すごい旅のニュース
2021-02-26
3/14(日)都市と地域の未来を考えるオンラインシンポジウム『LIOS 2021』開催!

都市で暮らす? 地域で暮らす? はたまた2拠点生活?
リモートワークが普及しはじめ、場所にこだわらない暮らしや働き方ができるようになり、こんな問いがより身近に感じられるようになりました。
そんな今だからこそ、「おもしろそう」という興味や感覚に正直になって、新たな暮らしを考える機会を作りませんか?
今回は、日々「おもしろそう」を求めて日本全国・世界各地を訪ねてきた旅人の皆さんに、都市と地域の新しい関係性を考えるイベントのご紹介です。
『ローカル・イノベーション・オンライン・シンポジウム(LIOS)』は、地域で最先端の取り組みを実践・模索するローカル・イノベーターが集う、未来志向型のオンラインシンポジウム。
L&G GLOBAL BUSINESS, Inc.代表 / ホテルプロデューサーの龍崎氏、応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」を運営する株式会社マクアケ共同創業者・取締役の坊垣氏など、各業界の経営層や地域をフィールドに事業を展開するイノベーターをゲストに迎え、人々の暮らしや働き方の選択肢をより豊かにしていくために「都市と地域の未来・導くべき新たな関係性」についてディスカッションします。
LIOS 開催概要
開催日程:2021年 3月14日(日)
時間:第1部 シンポジウム 13:00~18:15 ※サブチャンネル番組を同時配信
第2部 交流会 18:30~20:00
会場:NewsPicks GINZA(東京・銀座)
開催形式:オンライン配信(YouYube LIVE)
参加料金:無料
共催:上川町まちづくりイノベーション推進協議会、大雪山ツアーズ 株式会社
タイムテーブルや視聴URLは KAMIKAWORK公式HP よりご覧いただけます。
出演者や上川町の職員、地域おこし協力隊のメンバーも参加予定のオンライン交流会。LIOS2021の裏話や、より深堀りした話もお聞きいただけます。上川町の移住担当者も参加するので、その場でリアルな移住相談も可能!
ローカルビジネスや地域での起業を検討されている企業様・フリーランスの方、現在上川町が展開している事業に興味のある方もぜひご参加ください。(参加費無料。参加お申し込み後に配信URLをお送りいたします)
https://eventregist.com/e/QbGrtJMaWNtK/password
※パスワードは「lios2021」です。
「都市と地域が繋がれば、おもしろいことが起きると確信した」
企画・主催は、「カミカワークプロデューサー」の仕組みで新たな働き方やムーブメントを生み出し、多くの若者を巻き込んだ空間づくりやイベントを手がける北海道上川町。
「地域との新しい関わり方を自分がしたからこそ、都市と地域が繋がることでもっと地域はおもしろい場所になると確信しました。こんな時代だからこそ、もっと多くの人がおもしろいと思える地域との接点を持って欲しい。だから今回のイベントを企画したんです。」
そう語るのは、上川町役場 産業経済課の三谷航平さん(31)。三谷さんはまさに「都市と地域の新しい関係性」を自ら作っています。
三谷さんは、大雪山大学(2017年~)や、KAMIKAWORK(2018年~)など、地域をブランディングするプロジェクトに構想段階から数多く携わっていました。
「山に学び、山で学ぶ」をテーマに、大雪山を学び舎としたワークショップやアウトドアイベントなどを開講するプロジェクト。
KAMIKAWORK
上川町を舞台に、自分も町も豊かにする新しい働き方を生み出すプロジェクト。
「地域を盛り上げていく仕組みを考えたときに、地域の中だけで活動するよりも、都市部とつながる活動が実は一番大切だと気づいたんです。そんなとき、東京の出版社から『うちでやりたいことを実現してみたら』とお誘いをいただいて。町長に、出版社へ出向するメリットをまとめてプレゼンテーションを行いました。」
都市部とのつながりを作り、外からの目線を取り入れることで上川町をもっと良い街にしたい。その思いが実り、2019年7月から、ライフスタイル雑誌を数多く手掛ける株式会社枻出版社に出向、都市部にいながら地域との新しい関係性を作っています。
「枻出版社に来てから、上川町と都市部をつなぐイベントをたくさん実施してきました。そこに参加した人が町をおもしろがって、新しいチャレンジを行うために移住してくれたんです。そうしたら、町が目に見えて盛り上がってきた。
一つひとつの活動がどんどん繋がって、個人だけでなく企業との新しい関わりも生まれてきています。そんな今の上川を発信することはもちろん、さまざまな形のつながりを作ってチャレンジがどんどん生まれる町にしていきたいと思います。」
▶︎上川町から始まる新しい働き方「カミカワークプロデューサー」って?
【イベント概要】様々な角度から地域の接点を考える1日に
ローカル・イノベーション・オンライン・シンポジウム(LIOS)は、三谷さんが実践するような「“都市と地域をつなぐ”働き方・暮らし方」をテーマとしたオンラインシンポジウムです。
4つの講演からなるシンポジウムは、2021年3月14日(日)13:00、News Picks GINZAより生配信。その後には登壇者と直接関われるオンライン交流会が行われます。
タイムテーブルや視聴URLは KAMIKAWORK公式HP よりご覧いただけます。
パネルディスカッション①「都市と地域の協働・共創が生み出すもの~相互メリットと豊かな将来像~」
佐藤町長が思い描く「地域の将来像」、そしてTSIホールディングス下地社長が考える企業課題。双方の課題解決の糸口に「地域と都市の関係性」がこれから大きく影響してくるのではないか? 行政と民間企業が協働することで生まれるシナジーやメリットは何なのか。
今回のテーマである「都市と地域の関係性の再定義」を真正面から捉えるセッションは必見です。
パネルディスカッション②「ブランドと地域の関係性 〜ブランドが地域にもたらし、地域がブランドにもたらすもの〜」
上川町と連携を深めるコロンビア社。なぜ行政との連携に踏み出すのか、そして上川町を選んだ理由とは? 町でアウトドア事業を営むオーナーと、町とのマッチングを生み出した三谷さんの三者が描くアウトドアの未来予想図とは?
パネルディスカション③「ローカルイノベーターの役割とは 〜ガストロノミーツーリズムを通じて、企業・人を地域と繋ぐ〜」
施設、メディア、ふるさと納税。“観光” の中でも様々な切り口で活躍するローカルイノベーターの3名が今回語るテーマは「地域体験」。地域の特色が現れる観光をテーマに、古き良き伝統と新しい文化の融合でどんな効果を地域にもたらすのか。そしてその地域はどんな発展に結びつくのか。
ホテルプロデューサー龍崎翔子さんをファシリテーターに迎え、答えのない問いに挑みます。
基調講演「時代の変化と、今だからこそ見えてきた地方の可能性 〜具体例の紹介と手法のご紹介〜」
「応援購入」という新しい消費の形を通して生産者や地域と都市を結ぶ、株式会社マクアケ取締役の坊垣佳奈さん。応援で生まれる都市と地域のつながりについて、全国の地域の事例も踏まえたセッションは、新しい関係人口の作り方の参考になるに違いありません。
自分らしい地域とのつながり方を見つけるキッカケを
テレワークやデュアルワーク、移住、多拠点生活など、生き方は多様化し「暮らしを自分で選択できる」この時代。
都市と地域、どちらかしか選べないと思っていた場所が、これからはどっちも欲張って手に入れられるかもしれない。そうしたらいくつもの大好きな“ふるさと”を持てるかもしれない。
そんな一歩目は自分の気持ちに素直になって、「おもしろい」と思える方向に踏み出してみませんか?
都市と地域の関わり方から豊かな暮らしを考える LIOS2021。どうぞお楽しみに!