豊かな暮らしをつくる雑誌『Pacoma』が伝えたい“迷う楽しさ”とは
「ホームセンター」と聞いたとき、あなたは何を思い浮かべますか?
DIY用品やガーデニング用品、電化製品にペット用品、はては食品まで。ありとあらゆる商品が並ぶホームセンターに抱くイメージは、きっと人それぞれ。
そんなホームセンターの魅力を発信し続けるフリーマガジン『Pacoma』が創刊されたのは、1994年のことでした。

「豊かなくらしをつくる」をコンセプトに、DIY、園芸や時短家事などのノウハウを特集してきました。
「ホームセンターが日本にでき始めた80年代、英国風ガーデニングのブームが到来しました。赤いバラが咲く庭で真っ白のイスに腰掛けて、ティータイム。そういったイメージから始まる、暮らしにこだわる姿勢が、今でいうDIYブームの始まりです」

そう話すのは、事業部長の原田邦昭さん。
90年代にホームセンターは大きく成長しましたが、2010年を過ぎてからは売上が低下。原田さんは「その背景にはネットショッピングの台頭がある」と指摘する一方で、ホームセンターにはネットショッピングでは得られないリアルな楽しさとワクワクがあると続けます。
「ホームセンターは、店舗によっては5万点に上る商品が並んでいます。これほどまで選択肢がある売場ってめずらしいですよね。その中で迷いながらも“こんなのがあるんだ!”って、知らなかった世界に出会う楽しさもありますし」
あらゆる商品をもつホームセンターだからこそ、他では得られない迷う楽しさや発見があるんだそうです。
暮らしをカスタマイズする本格DIYの楽しさを、もっと多くの人へ
雑誌『Pacoma』創刊から20年が経った2015年、ウェブマガジン『Pacoma』をスタートさせました。
「これまで興味がなかった人にも、ホームセンターやDIYの楽しさを伝えたい」

Pacomaメディアプロデューサーである西面(さいめん)冬樹さんは、そんな熱い想いを語ります。多様な商品に出会う楽しさや、DIYビフォアアフターの様子などを時には動画を交えて、従来の誌面幅ではなかなか伝え切れなかったコンテンツに挑戦されています。
「ウェブマガジンPacomaが一貫してこだわっているのは、「つくる暮らし」への扉をご案内する、というということ。例えば今ブームの100均ショップのDIY。あり合わせの物を組み合わせるだけでかなりの完成度の作品ができてしまうノウハウはもちろん素晴らしいのですが、Pacomaでは更にもう一歩踏み込んだ、暮らし方までも変わってしまうような世界を紹介していきたい。ホームセンターまでは訪れないエントリーユーザーにも、更にその先に広がっている世界の楽しさを伝えることを目指しています」
さらに、西面さんはこう続けます。
「大量消費、マスマーケティングの時代は終わりを迎えています。これからの時代にフィットした、それぞれの消費者が自分にあった気持ちのよい暮らし方をカスタマイズできる、そういった未来へのきっかけになれれば、と思います」

編集部に聞く、Pacoma読者に効く「3つのツボ」とは
20年以上にわたってホームセンターを通して「豊かなくらしをつくる」人たちを応援してきた「フリーマガジンPacoma」。そこから生まれた「ウェブマガジンPacoma」。実際のところ、今の読者はどんな人たちなのでしょうか?続いて、編集部が感じるPacoma読者のツボを聞いてみました。
読者層は、「自分で考えて選びたい」という賢い女性タイプ
ウェブマガジンで人気だった記事の一つに、『科学の力でこんなに落ちる!いつもと違うスゴイお掃除』があります。
この記事が多く読まれたそのワケは、Pacoma読者層には、何事も納得行くまで追求するのが好きなタイプが多いからでは?とPacoma本誌編集長の大場庸祐さんは考えます。

読者は、自分から情報を探し、得た情報からさらに自分の頭で考えるような人が多いそう。“どうして汚れが落ちるのか”という問いに対して納得のいく根拠を求めているような、知識に対して積極的な女性がメイン読者だと考えてよさそうです。
やはり猫が登場する記事は大人気!「◯◯×ペット」狙い目かも?

一方でウェブマガジンPacomaには猫が登場するDIY記事シリーズがあり、根強い人気を誇っています。猫や犬など動物は、暮らしに潤いと活気をプラスしてくれる存在ですし、もちろん、ペットとペット関連用品はホームセンター取り扱い商品の一ジャンルです。
ガーデニング×ペット、便利グッズ×ペットなど、複数のテーマを掛け合わせることで、魅力的なコンテンツが生み出せるかもしれません。
日本の暮らしにつながる、日本の生活でも役に立つ情報を
最後にこだわりたいのが、日本の暮らしに繋がるコンテンツであることです。
例えば、「日本ではキッチンガーデニングとしてパセリを作っているけれど、なんと◯◯ではビルの壁面でパセリを作っていた!」や「今すぐ真似したい◯◯で出会ったおしゃれキッチンガーデニング10選」など。日本の生活にも取り込めそうな、お役立ち情報を募集しています。
旅人ライターに求めるのは、世界で出会った“暮らしの知恵”

さて、今回旅人ライターから募集したい記事のテーマは、“世界各国の暮らしの知恵”。大場編集長は、世界のガーデニングやDIYの様子を注意深く観察してみると、その国の文化や民族性なんかが見えてくるはずだと語ります。
取り上げるテーマは暮らしにかかわる事なら何でもOK。ガーデニングやインテリア、DIYや暮らしの便利グッズなど、旅人のみなさまには自由な発想で、「日本では出合えないような世界の暮らしの知恵」にまつわるテーマをご提案頂きたいのですが、ここではPacoma編集部のみなさんと「こんなのあったら面白い!」と盛り上がった企画を一部ご紹介します。
世界で見つけた驚きのガーデニング&インテリア
ガーデニングは、いわば家の外のインテリア。そこには、その地域の気候や生活様式が表れるのだそう。世界には、ガラス張りにして温室ハウス代わりにしているガーデニングもあれば、少し前に話題になった珍野菜のロマネスコ(別名カリッコリー。カリフラワーとブロッコリーの中間種)など、日本ではまだあまりなじみのない野菜を育てていることもあるんだとか!
日本では見かけないような、その国々独自のガーデニング、インテリア情報を集めるのも楽しそうです。
初めてさん歓迎!「ベランダガーデニング」を楽しむための10のQ&A
そんなものまで作っちゃうの!? 世界のびっくりDIY事情
国が違えば、文化が違う。文化が違えばDIYも違うはず。ということで、世界のDIY事情の情報も大募集です。

DIYは、文化や暮らし方に合わせて発展していくもの。世界各地に根づくDIYの中に、日本の暮らしにも役立てられるなにかが隠れているかもしれません。
日本の常識は世界の常識にあらず。世界のホームセンター情報
「海外旅行をすると、ホームセンターにはその国の色や文化が表れていることに気がつきます」と熱心に話していた原田さん。

日本のホームセンターでは1ヶ月に200点もの新商品が販売されますが、これは日本独自の文化なんだそうです。アメリカのホームセンターでは、施設内でホットドックなど食事が販売されてたりと、こういった違いに、その国ならではの文化が見え隠れしているんだとか。
海外へ行くときはショッピングモールだけでなくホームセンターにも足を伸ばしてみるのもいいですね。

ガーデニング、ホームセンター、DIY、インテリアなど、暮らしにまつわる情報なら何でも大歓迎! 暮らしが豊かになる、楽しくて面白くて役に立つ世界の暮らしの知恵をお待ちしています。

